2012年6月12日
Macで、Toastなどのライティングソフトを使わずに、音楽CDをまるまるコピーする方法の紹介です。
Windowsでもメニュー部分を読み替えてもらうと対応できます。
Macには、音楽CDをコピーしたりデータを焼く時に、Taostような専用のライティングソフトは付属していません。Windowsには付属していたりするので、ライティングソフトに慣れていると、どうやってコピーするのか困ってしまうんですよね。
今回は音楽CDをiTunesを使用して、もちろん音質は劣化させずにコピーする方法を紹介しようと思います。
通常、iTunesで音楽を読み込んだ際、「AAC エンコーダ」という独自の圧縮方法で、圧縮されているため、音質が落ちてしまいます。それをそのままひとつのアルバムとして焼いてしまうと、本来のCDの音質ではなくなってしまいます。
そこで、CDを読み込む際に「Apple ロスレス・エンコーダ」を選んで読み込むことによって、音質を落とさずCDを読み込むことができ、その後にコピーをすると、元の音楽CDと同じ高音質でコピーができます。
■まずはデータの読み込み方法です。
iTunesのメニューバー「iTunes」→「環境設定」→「一般」を選択し、「CDをセットした時の動作」の「読み込み設定」内にある、「読み込み方法」を「Apple ロスレス・エンコーダ」に設定し、音楽CDを入れて、データを読み込んでください。
■次にCD-Rへのコピー方法です。
音楽CDの読み込みが完了したら、メニューバー「ファイル」→「新規プレイリスト」で空のプレイリストを作成し、「ライブラリ」の「ミュージック」内から、読み込んだデータをその中へ全てドラッグします。
その時、プレイリスト名が「名称設定のプレイリスト」となっているので、そのアルバム名に変更します。
そして、空のCD-Rを挿入し、メニューバー「ファイル」→「プレイリストからディスク作成」で、「オーディオCD」を選択し、「ディスク作成」を押して、あとは焼きあがるのを待つだけです。
具体的な方法は
「iTunes:高音質オーディオ CD の作成方法」
をご覧いただくと解りやすいかと思います。
Appleには、もう少し誰でも簡単にCDをコピーできるようにして欲しいですね。
【追記】(6月12日)
「iTunesのエンコードフォーマットを変換する方法」